唇   8  







そういえば公園で遊んであげた子から飴をもらった気がする。
アンクに気づかれないように、困ってしまって下を向いている風を装って確認。


あっあった。
飴甘いやつだっけ?
よっしゃ!!甘いやつだ!!

飴を口の中にバレないようにin!!


ああ〜〜〜〜〜幸せ?



「アンク?キスしよう?!」
「いいぜ?!また辛い思いするだけだぜ?!」




唇を合わせて、角度を変えながら、口内を荒らしてゆき、アンクが唾液を飲みきれず 口から零している。
いったん唇を離したら、唾液が2人の間に糸のように伸びた。


「映司・・・お前・・・!!」

もう辛くなんて全然ないから、アンクの口内の飴で甘くなったし!もう1回!!


アンクが胸を叩くが、ガッチリ首の後ろを持ちながら、片方ではアンクの腰を 強くひき寄せているので軽くしか叩けない。

こんな状態なので離れられないのか?
離れたくないのか?
定かではないが どうこういったって離れられないアンク。

言いだしたのはアンクなのに胸を叩くなんて素直じゃないね〜〜。

嫌よ。嫌よも好きのうち。ってやつですかい?




口内を蹂躙してアンクの歯の裏までなめあげた。
そして、上顎を舐めた時にアンクの膝が折れた。

腰をガッチリ持っていたので 崩れることはなかった。




アンクが弱いのは上顎か!!
初めて知った。知ってるやつがいたらぶちのめすけどね?!


上顎を徹底的に攻めたらアンクから艶めかしい声が出た。

「んっ・・・んん・。え・・・・い・・じ・・・・・・」


アンクの口内に飴入れてあげる。そして、飴を舌でアンクの口内で転がす。

「ふぁん・・・。や・・な・・・・に・・?。」

舌で飴を上顎に付けて転がした。

「ふぅ・・・んっ・あ・・・・・っあ・・。」
アンクの弱いところだ。



このままでは映司がヤバいのでやむなく唇を離した。

飴はアンクの口の中。



「アンク。その飴記念だから、きっちり舐めてよね?!!」

ミイラ取りがミイラになってしまったアンクちゃんでした。






キスの余韻と飴をきっちり舐め終わってからの一言。


「路チューか!!山本○ナだろうが!!」
「まあいいじゃないの。誰も見てないし。俺ら芸能人じゃないしさ!」
「路チューでも愛し合ってるんだからいいでしょ?」

「それに誘ってきたのはそっちだよ?」
「う〜〜〜〜〜〜〜。」



「バカ映司〜〜〜!!!」



おばちゃんのお店にも届いたであろうアンクの最大限の大きな叫びでした。






あとがき
アンクはおばちゃんの店が気に入ったらしく辛さ10倍をよく頼むので
、 おばちゃんも趣味でやっているのに毎回毎回、1万円取られていくので出禁になったらしい。


チャンチャン♪