赤ずきんとオオカミ5
パンツ買いで遅くなってもう夕方になってしまった。
「おばあちゃ~ん。お見舞いにきたよ。映司だよ?!大丈夫?」
やばい!!うっ肩が・・・くそ。
あのババァ~ってとりあえず布団の中に入ってればバレやしね~だろ。
“あっアンクだ!なんで布団の中に?まあこれはチャンスでしょう。フフフフ”
「おばあちゃん。何でおばあちゃんの目はそんなに綺麗なの?」
えっ?何?この展開。まあ、とりあえず。わけ分からんが。
「それはお前をよく見るためだよ。」
「じゃあ何でおばあちゃんの手はこんなにすべすべで触り心地がいいの?」
ちくしょー映司のやろ~。触ってんじゃねぇ~よ!!!
押さえて。押さえて。頑張れ俺。
「それはお前をよく触るためだよ。」
「じゃあ何でおばあちゃんの髪はこんなにサラサラで触り心地がいいの?」
ん~~何て返せばいいんだ?適当だ、適当。That’s適当。
「お前に触らせるためだよ。」
「じゃあ何でおばあちゃんの口はぷっくりとして可愛いお口なの?」
はい!!きた~~~~~!!!
「それはお前を食べるため“ガバァ~~~~”」
「!?ん~~~~はぁっ・・・」
咄嗟のキスだったので、アンクの目は潤んでるし呼吸は整ってない。
ので、罵倒をしたくとも出来ないのが、現状である。
「アンク好きだよ。一目ぼれってやつ。大木で俺を見てた時から」
「!?」
「それに経験ないみたいだしね。」
「キスの仕方も知らないなんて。俺としては嬉しい限りだけどね。」
「好きな人が初めてなんて、夢でも見てるようだよ。」
「黙れ!!このあんぽんたん!!」口をすぼめて頬を膨らまして凶悪ですね。
「逆効果の可愛いだけですよ。」
「うるせっ」
もう一度唇を重ね、深くそして角度を変えながら、強く舌を強く吸い上げた。
口付けによって、とろんとした眼は、男なら誰しも持つ欲情というものに繋がる。
俺淡泊じゃなかったんだな。
ただ本当に好きな人に巡り合えていなかったのだろうと映司は結論を出した。
シャツで両腕を縛りあげ、頭の上へと持って行った。
「何でこんなこと・・・っされなきゃいけないんだよ。」
「やぁーあぁ~~」
胸の突起、胸の飾りをいきなりつまみ上げられて、そんなとこ女じゃあるまいし、腰砕けになるとは思わず
「や・・・、あぁーーーーっ。」
罵倒される前に気持ち良くなって頂きましょう。
ツンとしたピンク色の飾りを舌に這わせた。
「やぁ・・・・っ~~ん。」
唾液でたっぷりと濡らされたちゅぷちゅぷと音を立てながら舐められ
アンクは恥ずかしさと快感から抜け出せず力が、全然入っていない。
もう片方の胸の飾りは、映司の指で押しあてたり、捏ねくりまわしたりとせわしなく動かしていた。
「んっ~~~いやぁ~や・・ふぁっあ」
ツンとした胸の飾りをこれでもか!というくらい舌を這わせていたが、
今度は首筋をと耳の後ろを舐めまわした。
「ひゃっ!あつ!あああああっ~~」
アンクの声に艶が出てきた。
「映司・・・もう・・やめろっ・・・・」
「わかった。やめるよ。」
胸の飾りを触られただけで半立ち状態なこの状況。
まさか本当にやめられると思わなかった。
「俺は人の嫌がることはしない。」と、豪語して有言実行しやがった。
俺の体は次第に耐え難い甘い疼きがしはじめ、どうにかして欲しかった。
が、なにをすればいいのかすら皆目見当もつかない。
「「アンクおれのこと食べて?」って言ったらそのつらい状況を打破してあげるよ。
でもギブ&テイクで。」
「ちくしょ~お前なんか大っ嫌いだぁ~~~」
「どうにかしてほしいんでしょ?」
「それとも自分でする。」
自分でしたいのは山々だが、いかんせん経験がないのだ。
どうすればいい?
さっき映司がしたことをすればいいのか?やって・・・できないし、みたくない・・・。
恥ずかしい。映司の前でできるわけない。
だからと言って#$&%?@$なんて言えない。
くっそ~映司のやつぶん殴ってやる。後でだけど。